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ヤナセ創立100周年記念限定モデル、6ブランド14モデルを発売:リリース情報

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メルセデスベンツ、アウディ、BMW、フォルクスワーゲン、キャデラック、シボレーを販売するヤナセグループ各社は、2015年5月25日に迎える創立100周年を記念して、各ブランドに特別仕様車を設定した。 創立100周年記念限定車は、東京都港区の「ザ・プリンス パークタワー東京」で11月13日に開催する「ヤナセ ハイグレードフェア」と、11月15日・16日に全国のヤナセグループ販売店で開催する「ヤナセ創立100周年記念フェア」で発売する。 限定車は、1世紀にわたるヤナセの輸入車取り扱いの歴史で培ったノウハウをもとに、ボディカラーや装備を厳選。ヤナセならではの視点で、100周年記念にふさわしいモデルを各ブランドで用意した。通常は設定のない装備・仕様を採用したモデルや、専用ボディカラー・インテリアトリムを採用したモデル、オプションでも設定がない特別な内装色を組み合わせたモデルなどを、6ブランド14車種ラインアップする。 ■ヤナセ創立100周年記念限定車 ・メルセデスベンツ A180スポーツ(200台)399万円 B180スポーツ(200台)420万円 S550ロング(30台)1810万円 ・アウディ S3スポーツバック(20台)659万円~684万円 S3セダン(20台)688万円~713万円 ・BMW 116iスタイル(10台)347万円 320i/320d Mスポーツ&ラグジュアリー(下と合わせて10台)548万円~ 320i/320d ツーリング Mスポーツ&ラグジュアリー 561万円~ X3 xDrive20d Mスポーツ(10台)681万円~ ・フォルクスワーゲン ゴルフ TSIハイライン(3台)407万8000円 ゴルフ ヴァリアント TSIハイライン(3台)423万1600円 ・キャデラック CTSエレガンス(4台)734万円 SRXクロスオーバー プレミアム(3台)700万9000円 ・シボレー カマロ LT RS(3台)473万円

エヴァンゲリオン オロチ 登場、限定1台1600万円:リリース情報

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光岡自動車は、エヴァンゲリオンのメカニックデザイナー山下いくと氏がカラーリングデザインを施した「エヴァンゲリオン オロチ」を限定1台で製作した。 エヴァンゲリオン オロチは、光岡自動車で保有使用していた「オロチゴールドプレミアム」のデモカー(2011年登録・走行約2万4000km)をベースに製作。すべてこだわりぬいた手作業による塗装で、細部まで忠実にエヴァンゲリオンのメカニックデザイナー山下いくと氏のデザインを再現する。 エヴァンゲリオン オロチは、11月14日から11月30日まで、セブン-イレブン全店舗にて購入希望者の申込受付を行い、1600万円で販売する。なお、応募多数の場合は抽選となる。

VW ザ・ビートル、ターボとカブリオレに特別限定車…レザーシートなどを装備:リリース情報

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フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、特別限定車『ザ・ビートル ターボ エクスクルーシブ』と『ザ・ビートル カブリオレ エクスクルーシブ』の2モデルを発表し、11月10日から専用ウェブサイトで受注を開始する。 販売台数は、各モデル50台ずつの計100台。価格はザ・ビートル ターボ エクスクルーシブが397万円、ザ・ビートル カブリオレ エクスクルーシブが420万円。 今回導入する特別限定車2モデルは、ドイツ本国で展開しているVWのフラッグシップ グレード「エクスクルーシブ」を採用。レザーシートをはじめ数々のアップグレードアイテムを標準装備する。 インテリアでは、上質なナパレザーシートを採用する。また、ブラックインテリアパネル、専用ステアリングホイール/ハンドブレーキグリップ/シフトノブなどを装備。さらにフェンダー社と共同開発したフェンダーサウンドシステムなども標準装備する。

日産 ジューク にニスモRS追加、最高出力214ps、8速MTモード付CVT:リリース情報

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日産自動車は、『ジューク』に新グレード「ニスモRS」を追加し、11月26日より発売する。価格は343万4400円。 ジューク ニスモRSは、ECUセッティングを改良した専用の1.6リッター直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力は24psアップの214psを発揮する。これに、8速マニュアルモード付エクストロニックCVTとパドルシフトを組み合わせ、力強い走りを実現する。 またブレーキは、フロントブレーキローター径を拡大し、リヤにベンチレーテッドディスクを採用し、制動フィーリングと耐フェード性能をアップ。組み立て段階で車体各部に補強を追加することで、車体ねじり剛性も向上させている。 そのほか、サスペンションや電動パワーステアリングの専用チューニングを行うとともに、高いパフォーマンスに見合うシート剛性とホールド性をもつRECARO製スポーツシートにもNISMO専用チューニングを施した。

ホンダ CR-Z、タンレザーシート装備の特別仕様車発売:リリース情報

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ホンダは、スポーツタイプHV『CR-Z』に特別仕様車「α・ドレスト レーベル IV」を設定、11月13日より販売を開始した。価格はCVT、6MTともに287万円。 特別仕様車は、ロゴ刺しゅう入りタンレザーシート(前席)&インテリアを採用し、洗練された上質な空間を演出。また、外装色には、深紅のボディカラー「プレミアムディープロッソ・パール」を追加した。 そのほか、前席用i-サイドエアバックとサイドカーテンエアバッグ、17インチ軽量アルミホイールなどを特別装備する。

トヨタ プロボックス F:新車試乗記

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キャラクター&開発コンセプト

12年ぶりの超ビッグマイナーチェンジ

新型トヨタ プロボックス (photo:トヨタ自動車)
プロボックス / サクシードは、2002年7月にデビューした商用バン。当時は商用バン(=ライトバン)と言えば乗用車ベースが主流だったが、プロ / サクでは「ビジネスカーの革新」を謳って、商用バン専用にボディやプラットフォームを新設計し、それまでのカローラバン / カルディナバンの後継として登場した。今では当たり前の存在だが、画期的な商品だった。 以来12年間売れ続け、商用バン市場でのシェアはモデル末期でも63%を維持(2014年上半期、トヨタ調べ)。今やライバル車は日産のADバン(AD / ADエキスパート)や、そのOEM車のマツダ ファミリアバン、三菱ランサーカーゴくらいという状況になっている。 そのプロボックス / サクシードが2014年8月6日、12年ぶりにモデルチェンジして2代目となった。トヨタではこれを“マイナーチェンジ”と称しているが、内容的にはかなり大掛かり。プラットフォーム前半、パワートレイン、フロントデザイン、インパネなどが刷新されている。

CVTを採用し、2015年燃費規制を先取りクリア

Aピラーから後ろのアッパーボディはほぼ従来のまま (photo:トヨタ自動車)
今回モデルチェンジに踏み切った最大の要因は、来年から施行される2015年燃費規制。基準をクリアするには、パワートレインの刷新が必要になり、具体的には1.3リッターエンジンを従来の2NZ-FE型から新世代の1NR-FE型に換装。変速機については1.5リッターエンジン(1NZ-FE型)搭載車も含めて、従来の4ATと5MTを廃止し、全車にCVT(無段変速機)を採用した。併せてパワーステアリングを油圧式から、燃費に有利な電動式に変更している。 これによりJC08モード燃費は、1.3リッター車で従来の15.4km/Lから17.6km/Lへと約14%向上。1.5リッター車は従来の15.4km/Lから18.2km/Lへ、1.5リッターの4WD車は従来の13.4km/Lから15.8km/Lへと、共に約18%向上した。これにより全車エコカー減税対象車となったほか、モード燃費でライバルの日産AD(1.5リッター・FF車が17.4km/L、1.6リッター・4WD車は13.0km/L)を上回った。

プラットフォーム前半、フロントデザイン、インパネを刷新

ステアリング右、そして左にドリンクホルダーを新設。引き出し式テーブルも大型化された (photo:トヨタ自動車)
パワートレインをアップデートするため、ボディ前半からキャビンフロアまでは現行ヴィッツやカローラ等と同じ新世代プラットフォームを採用。これに伴い、フロントデザインは“ツール感覚”を重視したグリルレス風に変更され、最新の歩行者保護基準にも対応した。 また、インパネデザインも刷新。インパネシフトを廃止し、代わりに1リッター紙パック飲料を置けるようにしたほか、従来からあった引き出し式テーブルを大型化するなど、使い勝手を徹底的に追求。新型の画期的な特徴になっている。 一方でボディ後半、つまりAピラーから後ろのアッパーボディや、荷室フロア、リアサスペンション周辺はキャリーオーバー。よってボディ前半は新しく、後半は変わらないという異例のモデルチェンジになっている。

月販目標は4200台

パッケージングで定評のあるアッパーボディは継承。また、操縦安定性に優れたリアサスペンションもキャリーオーバーされた (photo:トヨタ自動車)
販売チャンネルはこれまでと変わらず、プロボックスがカローラ店、サクシードがトヨタ店とトヨペット店。生産もこれまで通りダイハツの京都工場(京都府乙訓郡大山崎町)で行われる。輸出はなく、国内専用車。 月販目標はプロボックスが2600台、サクシードが1600台の計4200台。先代(2002年デビュー時)はそれぞれ5000台、2000台の計7000台だったので、4割減となる。 ■参考記事 ニュース>トヨタ、プロボックス / サクシードをマイナーチェンジ (2014年8月6日掲載) 新車試乗記>トヨタ サクシード ワゴン (2002年8月掲載) ■外部リンク トヨタ自動車>プレスリリース>プロボックスならびにサクシードをマイナーチェンジ (2014年8月6日)
 

価格帯&グレード展開

プロボックスが131万7600円~。VSC&TRCは全車標準

左がプロボックスで、右がサクシード。前から見ると区別が付かなくなった。ボディカラーは商用車では異例に多い全6色で、左はライトグリーンメタリック
プロボックスは1.3リッター(95ps、121Nm)と1.5リッター(FFは109ps、136Nm)で、サクシードは1.5リッターのみ。また、4WD車は1.5リッター(103ps、132Nm)のみになる。前述の通り、トランスミッションは全車CVT。 また、先代サクシードではテールゲート等の形状によって全長が少し長く、積載量もプロボックスより50kg多い450kgだったが、今回はボディが共通になり、積載量も400kgに統一された。 価格(消費税8%込)は、プロボックスが131万7600円(1.3リッター・CVT車)からで、1.5リッターのみのサクシードは143万7382円から。先代4AT車より約10万円高くなったが、燃費がアップし、これまで設定が無かったVSC&TRCは全車標準になった。また、全車エコカー減税の対象となったため、実質的な価格アップは5万円ほどだ。
 

パッケージング&スタイル

フロントは道具感を重視

見慣れた先代に対して、今回大きく変ったのがフロントデザイン。話の順序としては新プラットフォームや歩行者保護基準に対応するための変更だが、今回は先代のオーソドクスなフロントグリルを廃止し、“道具感”を追求したグリルレス風になっている。
 
写真はオプションのカラードバンパー(1万6200円)装着車。本来。フロントバンパーのコーナー部とリアバンパーは無塗装になる
開発スタッフによると、もともと先代のデザインテーマも“道具感”であり、フロントデザインもそれに沿ったものを検討していたが、当時は商用車としては斬新すぎるということでボツになったとのこと。しかしこの12年間でトヨタの乗用車系も“キーンルック”を採用するなど大きく変わり、今回はある意味、本来の狙い通りのデザインを採用できたという。

全長は4245mmに統一。全幅、全高は変わらず

ボディサイズは全長4245mm×全幅1690mm×全高1525~1530mm
ボディサイズは先代と大差ないが、新型ではプロ / サクでボディが共通化されたことで、全長は先代プロボックスの4195mmとサクシードの4300mmの中間になる4245mmになった。全幅の1690mmやホイールベースの2550mmは従来通り。全高は1525mm(4WDは1530mm)で、もちろん機械式立体駐車場に問題なく入る。ただし、プラットフォームの関係で最小回転半径は0.1m増え、カローラ(アクシオ / フィールダー)と同じ4.9mになった。 なお、日産AD / ADエキスパートのボディサイズは、全長4395mm×全幅1695mm×全高1500mm(4WDは1545mm)、ホイールベースは2600mm。つまり全長は新型プロサクより150mm長く、ホイールベースは50mm長い。ADの最小回転半径はFFで4.7m、4WDで5.2mだ。
 

インテリア&ラゲッジスペース

インパネデザインを革新。紙パックも置けるドリンクホルダーを設置

シンプルな水平基調のデザインが清々しい。ダッシュ上面も、停車中に物が置けるようにフラットになっている
新型の見どころであり、革命的とも言えるのが、一新されたインパネデザイン。インパネ骨格が刷新されたことで、デザイナーと内装設計者がまったくの白紙から徹底的に機能優先で作り上げたものだ。 最も大胆なのが、インパネシフトを廃止し、昔ながらのフロアシフトを復活させてまで1リッター紙パック飲料が置けるセンタートレイの新設したこと。運転中に手を伸ばしやすい一等地に、これだけ大型のドリンクホルダーを置くのは、勇気がいったことだと思う。これにより運転席周辺のドリンクホルダーは、ステアリング右側とセンターコンソールの分を合わせて計3つになった。
 
インパネシフトの跡地は大型センタートレーに変身。オプションでAC100V電源も用意
さらに、ステアリングの左側には、携帯やスマホなどを置けるマルチホルダーを設置。運転中に画面に目が行かないように目隠しカバーがあるのがメーカー純正らしいが、「スマホ置き場」がこういう(立てた)形で標準装備されたのは初では。また、このマルチホルダーの裏側は、プッシュ式で開く秘密の?小物入れにもなっている。 その下にはDC12V(120W)のアクセサリー電源を標準装備するので、充電もスムーズにできる。さらにオプションでAC100V(100W)のコンセントも装備可能。
 
メーターのデザインはまるで軍用時計のようにシンプルで機能的
ステアリング右側のドリンクホルダーは、最近の軽自動車でもよく見かけるもの

引き出し式テーブルを大型化し、幕の内弁当に対応

小さくてイマイチ使えなかった引き出し式テーブルは、新型で大型化。その上にはA4バインダーを横向きに置ける棚も用意。グラブボックスは従来通りラックのように使えるオープンタイプ
先代にも引き出し式テーブルはあったが、サイズが小さくて意外に使い道がなかった。そこで新型ではノートPCやお弁当が置けるように、テーブルの大きさを幅で80mm、奥行きで35mm、面積にして約1.7倍に拡大。標準サイズのiPadと同程度の幅290mm×奥行180mmにした。耐荷重は10kgだ。実際には、タブレットやノートPCを置いても操作しにくいので、停車中のお弁当置き場だろう。走行中は格納して下さい、とある。 また、今回からパーキングブレーキを足踏み式に変更したことで、その跡地となるシート横にはカバンをすっぽり置けるようになった。ビジネスマンにとっては至れり尽くせりだが、日常使いでも便利そうだ。
 
バックモニター内蔵ミラーも全車にオプション設定(4万3200円)された
パーキングブレーキが足踏みになり、その跡地はカバンスペースに変身。格納式ドリンクホルダーもある
 

新開発シートは、休憩時の「寝ごこち」も追求

前席シートも新開発で、耐久性の高さ(へたりの少なさ)はそのままに、クッション形状やウレタンの変更、運転席リフターの調整幅アップ(31mm→60mm)などにより、座り心地を向上させたという。確かに座り心地はカッチリしていて気持ちいい。 また、休息時の快適性にも配慮し、リクライニング角度を水平に近い76度に拡大したほか、背もたれを倒した時に背中や腰に当たる出っ張りも排除したという。高速道路のSA・PAでは熟睡しそう。
 
最上級グレード「F」は、後席が乗用車風になる。ただし背もたれはやや立ち気味
先代の途中で廃止された5ナンバーの乗用ワゴンは新型にもなく、全て4ナンバーの貨物になった。ただし最上級グレード「F」はワゴンの代わりになるグレードで、その後席は下位グレードよりクッションが分厚く、足下が広く、2名分のヘッドレストも備わる。 ただしクッションが厚くなった分だけ、後席を畳むと嵩張るため、ダブルフォールディングで格納可能にしたほか、必要なら座面クッションを取り外すことも可能になっている。

荷室はおおむねこれまで通り

邪魔な張り出しのない荷室。荷室高は935mm、荷室幅は1420mm、荷室長(後席使用時)は1040mm
先代の荷室長と最大積載量は、主にリアゲート周辺の作り替えで、プロボックスが1810mmと400kg、サクシードは1830mmと450kgだったが、新型では1810mmと400kgに統一された。とはいえ新型でも従来プロボックスと同等の積載性を確保し、例えばA4コピー用紙箱なら89個、みかん箱なら38個まで積載可能という。ちなみに最大積載量の400kgは、水の入った一斗缶(約18L)だと約20個に相当する重さ。積み降ろしするだけでも大変だ。 なお、日産AD / ADエキスパートの最大荷室長は1830mm、最大積載量は450kg(4WD車は400kg)で、A4コピー用紙箱なら91個積めるとのこと。つまり積載性はADバンがわずかに上回るが、ボディサイズに対するスペース効率ではプロ / サクが優秀と言える。
 
「F」の後席だけダブルフォールディングになり、さらに座面を取り外すことも出来る
スペアタイヤは吊り下げ式。フル積載に耐えるラテラルロッド付トレーリングリンク車軸式リアサスに注目
 

基本性能&ドライブフィール

軽快ながら、どことなくメカメカしい

1.5リッター「1NZ-FE型」エンジン。ボア×ストローク:75.0×84.7mmのロングストローク型
試乗したのはポロボックスの「F」(2WD)。車両本体が約160万円ほどの上級グレードだが、1.5リッターの2WDという点では売れ筋の一つ。 試乗は基本的に1名乗車の空荷で行い、タイヤ空気圧は空荷時の指定値通り前2.2kg、後ろ2.2kgで走った(積載時はそれぞれ2.4kg、2.9kgになる)。内容的に、モーターデイズで多い乗用車目線での印象となりがちな点はご了承を。
 
最新トヨタ車では珍しく、リモコンでドアを解錠し、キーを回してエンジンを始動する。エンジンはおなじみ1.5リッター直4(109ps、136Nm)で、ミッションはCVT。第一印象は、走り出しが軽快で、小回りが効くなぁ、というもの。最小回転半径は従来型より0.1m増えて4.9mだが、これだけ小回りが効けば文句はない。 そして動き出しの瞬間から、微妙にメカメカしい感触が伝わってくる。CVTのスリップ感はほとんどなく、妙にダイレクト感があり、そして足回りがやや硬い。新採用の電動パワステにも適度に手応えがある。特に直進時には、ステアリングの座りの良さ、ビシッと一本筋が通ったような足回りの感覚が気持ちいい。 今回シャシーは、プラットフォーム前半の変更によりフロントサスペンションを一新したことで、前後のスタビライザーをバランスよく強化することが可能になり(これまではフロント側を変更できなかった)、これによってロールを抑制。代わりにスプリング、ダンパー、ブッシュ類などを見直して乗り心地を高める方向で開発し、北海道の士別テストコースを徹底的に走りこんで入念にセッティングしたという。タイヤも先代の13インチ(165/80R13)から全車14インチ(155/80R14)に格上げされた。
 
もちろん、依然として商用バンらしいところは残っていて、例えば50~60km/hくらいで走る時の「ゴー」というロードノイズは大きめ。エンジン音が静かな分、ロードノイズが目立つとも言えるが、遮音・制振材などは乗用車より少ないし、バン用タイヤを履く割には静か、とも言える。 あと、段差ではそれなりに鋭くショックが入るが、これは商用車っぽいと言うより、1990年代のスポーティカーのような硬さで、何だか懐かしい。安っぽさ、荒っぽさとは無縁で、むしろ質実剛健という感じ。 ちなみに車重は排気量に関係なく、FFなら1090kg。なので1.5リッター車ならパワーウエイトレシオは10.0kg/psジャストだ。ヴィッツの1.3リッターと比べると80kgほど、1.5リッターと比べると50kg重いが、むしろ走らせた印象はプロボックスの方が軽く感じられる。 なお、トヨタの社内参考値によれば、0-100km/h加速は1.5リッターで11.0秒、1.3リッターで13.1秒。先代はそれぞれ12.6秒、15.1秒だったから、大幅に速くなった。

高速での直進安定性も“気持ちいい”

新型には55km/h以上で急ブレーキを踏むとハザードランプが自動的に点滅する「緊急ブレーキシグナル」が全車標準になった
新型の良さを実感するなら、高速道路を走るのがお勧め。回転計がないので速度ごとのエンジン回転数は分からないが、100km/h巡航はもちろん、追越車線でも全く不満なく、快適に、しかも「気持よく」巡航できてしまう。この時の直進安定性の高さ、スムーズに走って行く感じが、非常に気持ちいい。「ああ、クルマってこうじゃなくっちゃ」と思える。いろいろな速度域、路面で走ってみたが、特に不満はなく、乗用車でもこんな感じでいいじゃんと思えた。 高速走行時にはロードノイズに加えて、風切り音もそれなりに高まってくるが、ラジオや会話を邪魔する音質やレベルではないので、それほど気にはならない。

バン用タイヤでもちゃんとグリップ

タイヤはライトバン用の155/80R14 88/86N LT(トーヨー H11)
ステアリングのギアレシオは、ヴィッツやカローラなどの乗用車系に比べて明らかにスローで、反応は穏やか。アンダーステアも強いが、これはフル積載400kgでも敏感過ぎないように配慮したものだ。しかし空荷でも田舎の山道ではこれくらい安定サイドのシャシーが心強い。ストレスも不満も特に感じなかった。 意外だったのが、新型プロ / サク専用に開発された155/80R14のライトバン用タイヤ(トーヨー H11)がちゃんとグリップしてくれること。下手な乗用車用エコタイヤより、よっぽどグリップしてくれるし、タイヤ自体の剛性感も高い。でもってタイヤ自体の乗り心地も悪くない。乗用車用タイヤと比べた時の弱点はやはりロードノイズだと思うが、メリットの多さを思えば許せるところ。おそらく減りも遅いはずだし。もちろんグリップ感の高さには、シャシー性能や入念なチューニングも効いているはず。

試乗燃費は14.2km/L。JC08モード燃費は18.2km/L

目下、ガソリン価格は横ばい傾向。この日はレギュラーが152円/Lだった
今回はトータルで約310kmを試乗。車載燃費計による試乗燃費は、いつもの一般道、高速道路、ワインディングを走った区間(約80km)が14.2km/L、一般道を大人しく走った区間(20km)が18.0km/L、高速道路を80~100km/hで走った区間(約50km)が20.0km/Lだった。また、310kmトータル(撮影のための移動を含む)の試乗燃費(満タン法)は12.7km/Lだった。JC08モード燃費は18.2km/L。指定燃料はレギュラーガソリンだ。 総じて実用燃費は意外にいいなぁという印象で、12km/Lを下回ることはまずないはず。タンク容量はカローラ(ガソリン車)やヴィッツが42リッターのところ、プロ / サクは余裕の50リッター。往復600kmの日帰り遠方出張も無給油で帰ってこれそう。 ちなみにカローラ フィールダー(1.5、2WD、CVT)のJC08モード燃費は19.6km/Lで、ヴィッツ(1.5、2WD、CVT、アイドリングストップ付)は21.2km/Lだが、実燃費はそれらと大差ないのではないだろうか。
 

ここがイイ

気持ちいい走り。使い勝手の良さ。燃費など

とにかく乗っていて気持ちがいい、一本筋の通った走り。高速走行も余裕がある。VSCもいよいよ商用車にまで降りてきた。街中での運転のしやすさ。意外にと言うと変だが、燃費もいいこと。 クルマの中でやりたいことが全部出来てしまうインパネの使い勝手。運転席と助手席の間のカバン置き場(センターコンソールトレイ)は、ホントに便利。世のクルマは全部これにして欲しいくらい。

ここがダメ

自動ブレーキの採用見送り

商用バンとしてはこれ以上なく、満点に近いだろう。とはいえ少し欲を言えば、自動ブレーキの採用が見送られたこと。VSC&TRCは全車標準になったが、やはり安全を売りにするなら衝突被害軽減ブレーキなどをオプションでもいいので設定して欲しかった。 ハイブリッド車を含めてアイドリングストップ装着車に慣れた人からすると、信号待ちでエンジンがずっと回っているのは気になりそう。もちろん、コストやバッテリーへの負担を思うと、商用車としては強く言えないところだし、需要もないのかもしれないが。 後席の居住性は、試乗した上級グレードでも、カローラは当然として、ヴィッツと較べてもやや低く、ロードノイズもそれら乗用車より大きめ。荷物より人を後ろに乗せる機会が多ければ、やはり乗用車を買った方が無難と言える。 グリルレス顔のフロントデザイン。グリルレスなのにグリルがあるような妙に凝ったデザインは、せっかくの道具感を削いでいる感じ。販売主力グレードに付くバンパー左右の黒い樹脂は、軽い擦り傷でも安く修理できるようにするためだと思うが、いっそ真ん中までつなげばいいのに、なんて思ってしまった。

総合評価

先代はクルマとして素晴らしい出来だった

何度も書いているが、ステーションワゴンが好きだ。セダンに乗ってみて、これのワゴンがあったら欲しいと思うことは多いし、ハッチバック車だってこのままワゴンにしたら面白いのにと何度となく思った。現に輸入車ではメルセデス・ベンツのCクラスやEクラス、フォルクスワーゲン ゴルフなどにちゃんとワゴンが設定されている。それらは積載性においてセダンの比ではないし、イメージ的にはセダンよりスポーティで、ハイグレードだったりもする。しかし、こと日本車でステーションワゴンは今や壊滅状態。トヨタですらカローラ フィールダーとアベンシスくらい。何より日本では商用バンみたいと言われるのが悲しい。 その商用バンの代表がプロボックス / サクシードだ。現在では実質的に日産ADバンとこのクルマしかなく、プロ / サクの方はもう12年も売られているから、商用バンと言ったら誰もがこのクルマを想像するだろう。プロ / サクがデビューした頃、このクルマに「乗らされた」新社会人も、今や立派な中堅社員になってるはず。会社員生活をプロボックスで過ごした人は、少なくないと思う。そんな人にプロボックスの率直な感想を聞いてみたいものだが、おそらくは特に不満なしといった答えが返ってくるのでは。仕事の足以外の何物でもなく、良くも悪くも思わないと。 しかし、営業車で不満がないというのは、ある意味凄いこと。先代プロ / サクはプロの道具感を持たせるというコンセプトが素晴らしく、機能性の権化であり、しかもよく走った。乗用車の一段下のクルマではなく、クルマとして素晴らしい出来だったと思う。

インパネはこのクルマ最大の魅力

そんな初代は、2000年前後にトヨタから数多く登場した意欲的でユニークなクルマの一台でもあった。そして発売から12年。世の中はITバブル崩壊から持ち直したかと思うと、リーマン・ショックでどん底に落ち、アベノミクスの恩恵も庶民には大してないまま今も低空飛行を続けているが、そんな荒波をプロボックス / サクシードは黙々と道具として乗り切ってきた。12年もの間、モデルチェンジせず、使用者は途中の代替えでもずっとプロ / サクを選択し続けたわけで、今もその性能で十分ビジネス戦力となりえている。変える必要はないのだろうが、安全性やら燃費やらでさすがに「ビッグマイナーチェンジ」の必要に迫られたというのが今回だ。 そんな新型では、ユーザーの声を聞いて作り直されたインパネまわりが、もう最高に素晴らしい。特にペットボトル(500ccで140円前後)ではなく、安い紙パックのドリンク(1000ccで100円前後)が置けるあたりは、切ない昨今の経済事情を反映していて涙が出る部分。
 
インパネテーブルも今やPCというより弁当のために用意されたものだろう。コンビニでお茶と弁当を買って車内で食べ、寝心地のいいシートを倒して昼寝するという、ビジネスマンというより労働者という方がふさわしい人のためのクルマに仕立てられている。先代で絶賛したペン立ては、どうやら必要ないと判断されたようだし(ペンはポケットに差していたほうが使いやすいのだろう)、ぜひ欲しいと思ったゴミ箱は今回もやっぱりないが、これはコンビニ袋で代用されるケースが圧倒的ということのようだ。細かく使い勝手を見なおした新しいインパネは、やはりこのクルマ最大の魅力と言えるだろう。 また、スマホホルダーが初めてクルマについたのも画期的だ。にも関わらず、画面がカバーで見られないのは皮肉だが、ステアリングのすぐ左側という位置は絶妙。となれば、このインパネで乗用車を作ってもらえないものだろうかと本当に思う。商用車ではなく、道具としての乗用車というジャンルをそろそろ作ってもいいと思うのだ。

「機能美がステキ」と女子がもてはやす時代

RJCカーオブザイヤーをスズキ ハスラーが獲得し、ダイハツも負けじとウェイクを出して、軽の世界では道具としてのクルマがひとつのジャンルになりつつある。プロ / サクのワゴンタイプは、先代末期(2013年)にラインナップから消えたが、5ナンバーにしただけでは大して売れるはずがないのは当然なので、このコンセプトで別のクルマ(ベースはカローラ フィールダーでもいい)を作ってほしいものだ。 プロ / サクは、トヨタ車ではあるが、開発と生産にはダイハツが携わっているからか、運転してみると、よく出来た軽自動車にどことなく近い感じがある。うるさくはないが、遮音・吸音材などが少ないためにガサッとした室内や、CVTの走行感覚などもそうだ。考えてみれば、厳しい枠の中で究極の道具を追求しているのが軽自動車であり、そのノウハウがこのクルマにも反映されていることで、似た感じを受けるのかもしれない。そして、その究極の道具感を、商用車としてしか味わえないのが実にもったいなく思えてくる。ルノー カングーみたいに「機能美がステキ」と女子がもてはやす時代が、何かの間違いで来たりしないか、などと妄想してみる。
 
が、現実に引き戻されるのは、このクルマを新車で買ったり、リースできたりするのは、実はそこそこ儲かっている企業だということ。新車リースの場合、古い中古車を買って乗りつぶすよりは、さすがにそれなりに高い。多くの厳しい中小企業はこのクルマのリースさえ躊躇するのが現実だ。こんな素晴らしい「働く人を元気にするクルマ」に乗れる労働者は、まだ恵まれている方なのだから、ぜひ元気に働いてもらいたいと思う。
 

トヨタ プリウスα、マイチェン…フロントフェイスを刷新:リリース情報

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トヨタ自動車は、『プリウスα』をマイナーチェンジし、11月17日に発売した。価格は247万9091円から338万4327円。 今回のマイナーチェンジでは、開口部を強調したダークグレーメタリックのアンダーグリルやLEDクリアランスランプを採用し、個性的かつ精悍な顔つきを演出。また、赤色インナーレンズを採用するリヤコンビネーションランプにより上質感を高めた。外板色には、新色4色(アティチュードブラックマイカ、ダークシェリーマイカメタリック、オレンジメタリック、スーパーレッドV)を含む、全9色を設定した。 内装では、幾何学柄を用いたピアノブラック塗装のセンタークラスターに加え、合成皮革とファブリックを用いたシート表皮、合成皮革のアームレストを採用し、上質感を演出。さらに、マルチインフォメーションディスプレイを標準装備とし、視認性とともに質感をより向上させている。内装色には、室内色とシート表皮にブラックとグレージュの2色をそれぞれに設定した。 先進装備については、車線の逸脱を検知・警告するレーンディパーチャーアラート、夜間走行時にハイビームとロービームを自動で切り替えられるオートマチックハイビームを装備する。さらに、プリクラッシュセーフティシステムをセットにした安全装備をオプション設定するなど、より安全性に配慮。また、1灯の光源でロービームとハイビームの切り替え可能な世界初のBi-Beam LEDヘッドランプを採用し、先進性を強調したほか、省電力に寄与している。

トヨタ、プリウスαをマイナーチェンジ:MOTOR DAYS ピックアップニュース

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トヨタは2014年11月17日、プリウスαをマイナーチェンジして発売した。中部地区での発表会が行われた中部経済産業局(名古屋市中区三の丸)からレポート。

いわゆる“キーンルック”を採用

フロントバンパー左右のスリットはダミーではなく、空気をホイールハウス内に導くことで、タイヤ周辺の整流効果を狙ったもの。Cd値は従来通り0.28
プリウスαは、2011年に発売された5人乗りおよび7人乗りのハイブリッド車。パワートレインは現行の3代目プリウスとほぼ同じだが、7人乗りではリチウムイオン電池を採用するほか、ボディサイズはプリウスより一回り大きく、内外装デザインも専用となる。また、北米ではプリウスV、欧州ではプリウス+として販売されているグローバルモデルだ。 発売から3年半というタイミングで行われた今回のマイナーチェンジでは、主に内外装デザインの変更や、先進安全装備の強化が行われた。
 
Bi-Beam LEDヘッドランプは上位グレードに標準装備 (photo:トヨタ自動車)
まず、外観デザインについては、フェイスリフトを実施し、トヨタ言うところの“キーンルック”を採用。また、従来はロービームのみがLEDだったヘッドライトは、一つのLEDランプを遮光板でハイビームとロービームに切り替える「Bi-Beam(バイビーム) LEDヘッドランプ」に進化している。 外板色にはオレンジメタリック、スーパーレッドVなどの新色4色を含む、全9色が設定された。

TFTマルチインフォメーションディスプレイを採用。オーディオは全車オプションに

内装色はブラックもしくはグレージュ(ベージュ) (photo:トヨタ自動車)
内装に関しては、4.2インチTFTディスプレイを使ったマルチインフォメーションディスプレイ(バックモニター機能も備える)をセンターメーター内に標準装備し、視認性や操作性を向上。一方で、今回からは全車でオーディオレスが標準になり、センターコンソールに2DINスペースを用意。ナビは販売店オプション扱いとなったほか、市販のナビ・オーディオユニットの取付も可能になった。ダッシュボードやシート表皮などの素材・意匠も変更されている。

車線逸脱警告やオートマチックハイビームを新採用

トヨタ自動車 製品企画本部の岡部 慎 主査
先進安全装備については、ミリ波レーダーを使ったレーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)とプリクラッシュセーフティシステムの性能を改良し、上級グレードに6万8040円でオプション設定した。これにより、最大60km/h減速する(先行車20km/h、自車80km/hの場合)プリクラッシュブレーキアシストや、最大30km/h減速する(先行車20km/h、自車50km/hの場合)プリクラッシュブレーキ(自動ブレーキ)が採用されている。
 
写真の7人乗りは駆動用バッテリー(リチウムイオン)を前席センターコンソール内に配置。5人乗りはニッケル水素バッテリーをトランク床下に搭載する
また、上記オプション装着車には、カメラで走行車線を読み取り、車線逸脱を警告する「レーンディパーチャーアラート(LDA)」も併せて装備。これにはさらに、カメラによる情報から先行車や対向車のライト等を検知し、ハイビーム/ロービームを自動的に切り替える「オートマチックハイビーム(AHB)」もセットで装備される。 主要スペックに大きな変更はない。パワートレインはプリウスと同じ1.8リッター直4エンジンのハイブリッドで、システム出力は従来通り136ps、JC08モード燃費は26.2km/Lだ。

価格は5人乗りが247万9091円~、7人乗りが282万8618円~

従来モデルのリアコンビランプはクリアレンズだったが、新型は赤色インナーレンズを採用
プリウス同様に全車FFとなり、価格は5人乗りが247万9091円~317万8145円、7人乗りが282万8618円~338万4327円。従来通り、ガラス製より約40%軽いという樹脂パノラマルーフ(10万8000円)もオプション設定されている(エントリーグレードを除く)。 販売チャンネルもこれまで通りで、プリウスと同じトヨタ全店(トヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店)。月販目標は3年半前の発売時(3000台)より増えて4800台になった。 生産はトヨタ自動車の堤工場(愛知県豊田市)で、北米や欧州向けもここで生産される。

デイズのコメント

短時間ながら試乗もできた。特に資料では明記されていないが、静粛性や乗り心地にもついてもブラッシュアップされた様子
ミリ波レーダーを使ったプリクラッシュ系の安全装備が、このクラスでもオプションで6万円台に。いよいよ全車標準化が近いと思われる価格設定になってきた。また、ナビはサードパーティー製品も付けられる完全独立式に。その代わりメーターパネル内にTFTインフォメーションディスプレイが備わった。グリルデザインを含め、日本国内向けというより、グローバル仕様が日本市場でも売られるという印象だ。
 
プリウスα S“ツーリングセレクション” (photo:トヨタ自動車)
ボディカラーは全9色。写真は新色のスーパーレッドV (photo:トヨタ自動車)
 
■外部リンク トヨタ>プレスリリース>プリウスαをマイナーチェンジ(2014年11月17日) ■参考記事 ・新車試乗記>トヨタ プリウスα (2011年6月掲載)
 

ホンダ N-ONE、特別仕様車 スズカ スペシャルパッケージを発売:リリース情報

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ホンダは、軽自動車『N-ONE』に、ナビ装着用スペシャルパッケージなどを標準装備した特別仕様車「SS(Suzuka Special)パッケージ」を設定し、11月18日に発売する。価格は133万円から178万円。 SSパッケージは、「G」「ツアラー」「プレミアム」「プレミアム ツアラー」の4グレードに設定。ナビ装着スペシャルパッケージのほか、オートリトラミラーや運転席&助手席シートヒーター(Gおよびツアラーは4WDのみ)を装備。さらにGおよびツアラーはブラックインテリアを、プレミアムおよびプレミアム ツアラーは親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラスをそれぞれ採用する。

VW ティグアン ライストゥン発売、2Lエンジン搭載の4WDモデル:リリース情報

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フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、コンパクトSUV『ティグアン』シリーズに、「2.0 TSI ライストゥン」を追加設定、11月17日より販売を開始した。ボディカラーは全6色、価格409万9000円。 ティグアン 2.0 TSI ライストゥンは、最高出力179psを発生する2リッター直噴ターボエンジンと四輪駆動システム「4MOTION」を装備。4WD仕様「2.0 TSI R-ライン 4MOTION」に、リーズナブルな価格設定の2.0 TSI ライストゥンを追加することで、ラインアップの拡充を図る。

ダイハツ、プリウスα OEMのメビウスをマイナーチェンジ:リリース情報

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ダイハツは、ハイブリッド乗用車『メビウス』をマイナーチェンジし、11月17日から発売する。価格は247万9091円から293万1709円。 メビウスは2013年4月より販売を開始した、トヨタ自動車からのOEM供給によるダイハツ2車種目となるハイブリッドカーで、『プリウスα』の同型車種。 今回のマイナーチェンジでは、外装はフロント/リヤのバンパー形状見直しやヘッドランプ、リヤコンビランプの意匠変更などで精悍さを引き立てた。 内装色をブラックとグレージュの2色に変更したほか、ステアリングなどの加飾部をダークシルバーに変更し、上質感を向上させた。また、センターメーター内にハイブリッドシステムインジケーターなどを表示するTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを追加設定した。

ジャガー XF にスポーティー仕様の限定モデル…100台限定:リリース情報

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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガー『XF』に特別仕様車「XF 2.0 R-スポーツ」を設定、12月6日より100台限定で発売する。価格は626万7000円。 特別仕様車は、「XF 2.0 ラグジュアリー」をベースに、スポーティーさを強調する装備を充実させたモデル。エクステリアは、スポーツフロントバンパーやサイドシルエクステンション、「R-Sport」バッジを配したサイドパワーベントなどを装備。18インチLyraアロイホイールまたは19インチ Aquila テクニカルグレイ・フィニッシュ アロイホイール(オプション)を装着する。 インテリアにも、「R-Sport」のバッジ付きステアリングホイールをはじめ、ブライトステンレススティールペダル、ピアノブラックパネルなどを採用し、スポーティーさとラグジュアリー感を兼ね備えた空間を演出している。 また、スウェードクロス/ボンドグレインレザーの6ウェイ電動シートや、フロントパーキングコントロールとリアカメラパーキングコントロール、ジャガースマートキーシステム(キーレスエントリー)など、快適な運転をサポートする機能も備えている。 ボディカラーは、ソリッドペイントのポラリスホワイト、オプションでメタリックペイントのアルティメイトブラック、オデッセイレッド、オスミウムの4色を展開する。

トヨタ 新型FCV MIRAI、723万6000円で12月15日より発売:リリース情報

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トヨタ自動車は、セダンタイプの新型燃料電池自動車(FCV)『MIRAI(ミライ)』を開発、12月15日より発売すると発表した。 全長4890mm×全幅1815mm×全高1535mm、ホイールベース2780mm、車両重量1850kg。価格は723万6000円。 MIRAIは、自社開発の新型トヨタFCスタックや高圧水素タンクなどで構成する燃料電池技術とハイブリッド技術を融合した「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を採用。エネルギー効率が高く、走行時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能を実現する。 最高出力は114kW(155ps)を達成。水素の充填時間は3分程度で、航続距離約650kmを達成する。 エクステリアは、酸素の確保とFCシステム冷却のために空気を取り込む左右のグリルを強調する新たな様式を採用。FCVとしての独自性を象徴する斬新なフロントフェイスを追求した。 安全面では、「プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)」や「レーンディパーチャーアラート(LDA)」など、先進安全技術を標準装備するほか、災害などの停電時に、約60kWh最大9kWの供給を持つ大容量外部電源供給システムを搭載する。

アウディ RS4 アバント、 RSモデル誕生20周年記念限定車 ノガロ セレクション 発売:リリース情報

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アウディ ジャパンは、『RS4 アバント』に限定車『RS4 アバント ノガロ セレクション』を設定し、11月18日より発売する。価格は1472万円。限定17台。 限定モデルは、1994年発売のRSモデル第1号車『アバント RS2』の誕生20周年を記念して設定されたもの。車名の「ノガロ」はフランス南西部にあるサーキットの名称で、当時RS2がフランスのツーリングカー選手権に参戦し、このサーキットで勝利したことに由来する。 エクステリアでは、ボディカラーにアバント RS2を彷彿とさせるノガロブルーを設定。カーボンデザインパッケージをはじめ、シングルフレームグリルやラジエーターグリル、ウインドウフレームなどはハイグロスブラック仕上げに、ルーフレールはマットブラックに、さらにスポーツエグゾーストシステムなども装着する。 インテリアは、ブラックを基調にシート座面や背面、ドアの内張りにブルーのアルカンターラを組み合わせたスポーティな仕様としたほか、レッドブレーキキャリパーを装着、スピードリミッターの設定は最高速度280km/hにまで高められている。

BMW、安全装備充実の限定モデル 740i エグゼクティブエディション発売:リリース情報

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BMWジャパンは、BMW『7シリーズ』に特別限定車『740i エグゼクティブ・エディション』を設定し、全国110台限定で、11月19日より販売を開始した。価格は1130万円。 BMW 740i エグゼクティブ・エディションは、7シリーズの中核モデル『740i』をベースに、エグゼクティブカーに相応しい充実した装備を数多く標準装着し、高い顧客メリットを実現した特別限定車だ。 ベースモデルのBMW 740iには、「衝突回避・被害軽減ブレーキ」「アクティブクルーズコントロール」「レーンディパーチャーウォーニング」「レーンチェンジウォーニング」など、数多くのドライバー支援システムがすでに標準装備されているが、特別限定車では安全装備をさらに充実。「BMWヘッドアップディスプレイ」、「トップビュー+サイドビューカメラ」、「パーキングアシスト」を含む「パーキングサポートパッケージ」を標準装備する。 またインテリアは、「アッシュグレインアンソラジット ウッドインテリアトリム」を採用し、上質な室内空間を演出。さらにサイサポートやバックレスト上部の角度と幅の電動調節機能を追加した「フロントコンフォートシート」、「フロントベンチレーションシート」、「4ゾーンオートマチックエアコンディショナー」を含む「コンフォートパッケージ」を標準装備した。 エクステリアでは、「19インチ・マルチスポークスタイリング235アロイホイール」を装備する。

マツダ、アテンザとCX-5を大幅改良…アダプティブLEDヘッドライト採用:リリース情報

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マツダは、『アテンザ』および『CX-5』を大幅改良し、2015年1月7日より販売を開始すると発表した。価格はアテンザが276万4800円から396万9000円。CX-5が244万6200円から348万8400円。 今回の改良では、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の中でも特にドライバーの認知支援を強化した。国内メーカー初となるLEDアレイ方式グレアフリー(防眩)ハイビームを備えた新世代ヘッドライトシステム「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」を搭載。また、従来の「リア・ビークル・モニタリングシステム(RVM)」の検知範囲を広げ、側方から接近する車両も検知する「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、後退時に接近する車両を検知して警告する「リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」機能を採用した。 そのほか、車線を認識してステアリング操舵トルクのアシストやステアリング振動警報によって運転操作をサポートする「レーンキープ・アシスト・システム(LAS)」や、高速走行時のドライバーの運転状態をチェックし、適度な休憩を促す「ドライバー・アテンション・アラート(DAA)」をマツダ車として初採用した。 走行性能では、新構造の前後ダンパー、フロントロアアームのブッシュ形状最適化などにより、スムーズでフラットな質感高い乗り心地を実現。また、NVH性能の向上を図り、車内に伝わる騒音を、アテンザでは荒れた路面走行時で従来比約10%、高速走行時で同約25%低減、CX-5では高速走行時に車内に伝わる騒音を従来比約10%低減した。

ボルボ V40 T5 R-デザイン、新世代パワートレーン搭載でスポーツ性能向上:リリース情報

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ボルボ・カー・ジャパンは、『V40 T5 R-デザイン』の仕様を変更し、11月20日より販売を開始した。価格は436万円。 今回の仕様変更では、新世代パワートレーン、ドライブ-E 2.0リッター4気筒直噴ターボT5エンジンを搭載、パドルシフト付の新開発8速ATとの組み合わせで、スポーツドライビングをより楽しめるようにした。最大出力およびトルクは245ps/350Nmで、従来型と比べ32ps/50Nmを増強しながらも、JC08モード燃費は15.1km/リットルと約14%向上した。 安全機能では新たにリアビューカメラを標準装備。また「歩行者・サイクリスト検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム」や「全車速追従機能付ACC」、「アクティブ・ハイビーム」など、10種類の先進安全装備・運転支援機能を「インテリセーフ10」として標準装備した。 さらに、マルチメディアシステム「センサス」も進化した。インターネット接続機能や音声認識のボイスコントロール機能を追加し、操作画面を一新。カーナビ連動型ITSスポット(DSRC)対応ETC車載器を標準装備し、ナビデータの無償更新にも対応する。

トヨタ ヴォクシー、新ネッツ店誕生10周年の特別仕様車を発売:リリース情報

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トヨタ自動車は、新ネッツ店誕生10周年を記念し、『ヴォクシー』に特別仕様車「ZS 煌(きらめき)」を設定し、全国のネッツ店を通じて、11月20日に発売した。価格は272万4686円から294万9942円。 特別仕様車は、「ZS」をベースに、外装のフロントグリルにメッキ+ブラックメタリック塗装を施したほか、内装ではマルチインフォメーションディスプレイフードにシルバー加飾を施すなど、煌びやかでクールな印象を付与している。 また、ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドアやスーパーUVカットグリーンガラスを特別装備。さらに、外板色には特別設定色アイスチタニウムマイカメタリックを含む全4色を設定した。

フィアット 500 メンティーナ 発売、ミントグリーンの限定モデル:リリース情報

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フィアット クライスラー ジャパンは、フィアット『500』に特別仕様『500 メンティーナ』を設定、全国200台限定で12月6日より発売する。価格は228万9600円。 500 メンティーナは、「500 1.2L ラウンジ」をベースに、ボディカラーにミントグリーンを初採用。インテリアにもミントグリーンのラインを施した特別仕様のシートを設定し、外観・内装ともフレッシュなミントの世界観をつくり出している。 なお、「メンティーナ(Mentina)」とは、イタリア語で「ミントちゃん(小さくかわいいモノを見つけたときの親しみを込めた呼び方)」を意味する。

ジャガー Fタイプ 錦織圭エディション 誕生、限定35台で受注開始:リリース情報

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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガー『Fタイプ』に特別仕様車「錦織圭エディション」を設定、11月20日より受注を開始した。Fタイプ2016年モデル全7車種からベース車を選択可能で、価格は1046万円から1526万円。 特別仕様車は、「Fタイプ」2016年モデルをベースに、ジャガーのブランド・アンバサダーを務めるプロテニスプレイヤー錦織圭選手とともに開発したもの。販売台数は、ベースモデルのFタイプが7車種展開となることと、錦織選手が2014年シーズンにおいて自己最高となる世界ランキング5位を記録したことを記念し、それぞれの数字を掛け合わせ(7車種×5位)、35台限定とした。 内外装のカラーや仕様は錦織選手とともに選定。ボディカラーは、頂点を目指す錦織選手の希望により、情熱的なメタリックペイント仕上げのファイヤーサンド(オレンジ)に決定した。 主要パーツは、グロスブラックでまとめたブラックパックを適用し、カーボンファイバー仕上げの堅牢かつ軽量な20インチ ブレード鍛造アロイホイール、レッドブレーキキャリパーを装着し、Fタイプの高いスポーツ性能を補完する。 インテリアには、ボディカラーの情熱的なイメージとは対照的なジェット(黒)のプレミアムレザーのパケットスタイル・パフォーマンスシートを採用し、シックにしながらも、外装色と同じファイヤーサンドのステッチを施し、内外装に統一感をもたせている。 さらに、左右のフェンダーのパワーベント下に「KEI NISHIKORI」バッジを、ダッシュボード左端に「KEI NISHIKORI EDITION」と35台分の1台を表す「1/35」という文字が書かれたシルバープレートを装着。エンジンフードにはそれらに加え、錦織選手のサインが描かれたシルバープレートをレイアウトし、特別なモデルであることを強調している。
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