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トヨタ自動車は、GAZOOレーシングが開発したスポーツコンバージョン車『マークX GRMN』を2015年3月1日から注文を受け付け、6月上旬に100台限定で発売する。価格は540万円。
マークX GRMNは、「大人のスポーツFRセダン」をコンセプトに、「350S」をベースとして開発。国内で販売している国産FRセダンとしては、唯一となる6速MTを採用した。また、サスペンションの専用チューニング、ボディ剛性の向上、専用トルセンLSDおよび前後で異なるタイヤサイズの採用、ブレーキ部品の軽量化などにより、GRMNならではの「走りの味」を演出。さらに、CFRP製ルーフパネルやスポイラー(フロント・リヤ)を採用し、軽量化を図るなど、走行性能を向上させている。
エクステリアは、フロントのバンパーやスポイラーを空力性能に配慮したデザインとしたほか、ライセンスガーニッシュをボディと同色とし、サイドミラーカバーをブラックとするなど、スポーティさを強調。また、前後にGRMN専用エンブレムを採用し、個性を際立たせている。
インテリアは、6速MTの採用に合わせ、専用デザインのシフトレバーを採用し、ペダル配置を変更したほか、サイドブレーキを手引き式とするなど、ドライバーが自らの操作でクルマを操る楽しさを追求した。また、専用スポーツシートの採用やステアリングの小径化などでスポーツドライビング時の操作性を向上している。
また、内装色は黒を基調としたほか、インストルメントパネルガーニッシュやメーター周辺などにピアノブラック塗装を施し、シートやドアトリムなどにウルトラスエード表皮を採用。さらに、専用コンビネーションメーター、GRMNのロゴ入りのエンジンスタートスイッチなどを装備し、特別感を付与している。