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トヨタ自動車は、ミッドサイズセダン『カムリ』をフルモデルチェンジし、7月10日より販売を開始した。価格は329万4000円から419万5800円。
新型カムリは、TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)に基づきプラットフォーム、ユニット、電子系など全ての部品をゼロから開発。エモーショナルで美しいデザイン、意のままの走り、上質な乗り味を実現した。
外観は、エンジンおよび乗員レイアウトを下げることで、低重心シルエットのエモーショナルで美しいデザインを実現。スリムなアッパーグリルと立体的なロアグリルを対比させることで低重心でワイドなスタンスを強調している。内装では、部品の小型化やレイアウトの見直しでインストルメントパネルの厚みを抑えたほか、エンジンフード、カウル、ベルトラインを下げ、視界を良くするなど、スポーティかつ広がり感のある空間を実現している。
また、新開発のプラットフォームがもたらす重量バランス、車両安定性の向上、トヨタ初となる液体封入式エンジンマウントの4点すべてへの採用などで、上質な乗り味を実現。サスペンションはフロントに新開発のマクファーソンストラット式、リヤにはダブルウィッシュボーン式を採用、さらにラック平行式電動パワーステアリング、新開発のステアリングコラムなどにより、意のままの走りを実現している。
パワートレーンは最大熱効率41%と高出力を両立したTNGA新エンジン「ダイナミックフォースエンジン2.5」とハイブリッドシステム「THS II」の組み合わせ。システム全体で211psの最高出力を発生するとともに、クラストップレベルとなる33.4km/リットルの低燃費を両立している。